「眠り猫」再び熟睡
お久しぶりです。
宇都宮エリア中川です。
数日前にローカル新聞を飾った記事に目が止まったのでご紹介します。
作冬、59年ぶりの大規模修理が完了した、日光東照宮の彫刻「眠り猫」ですが、修理前とは異なり薄目が開いているような状態だったので、今年1月に塗り直され、目を閉じた姿に戻されていた事が分かりました。
眠り猫の色彩は大正、昭和期に描かれた複数ある見取り図を元に復元されましたが、時代ごとに異なる部分もあり、職人の個性も出てしまうため今回のような事が起きてしまったと説明されていました。
観光客の指摘で問題視され、再修理され寝かされた「眠り猫」ですが、完成披露から約1ヶ月半は起きた状態で展示されていたそうです。
この1ヶ月半に訪れた方は起きた「眠り猫」にお目にかかれたようで、こちらも貴重な姿だったのでは⁈と思いました。
↑再修理されて目を閉じた「眠り猫」
同じく新装された彫刻「三猿」や陽明門も大修理を経て4年ぶりに公開となっています。
世界遺産である日光東照宮。
皆さまも是非、足をお運び下さい。